【店主のコーヒーコラム】第2回:自分好みの「焙煎度」を見つけよう
こんにちは。前回の「混ぜる楽しみ」はいかがでしたか?
今回は、豆選びのもう一つの大切なポイント「焙煎(ばいせん)度」についてお話しします。
同じ豆でも、焼き加減ひとつでリンゴのような酸味になったり、チョコのような苦味になったり。店主がざっくり4つのタイプに分けて解説しますね。
● 浅煎り(あさいり)
どんな味?: フルーツのような爽やかな酸味と香り。お茶のようにスッキリ飲めます。
こんな人に: コーヒーの苦味が苦手な方、香りを主役で楽しみたい方。
おすすめ:エチオピア
華やかな香りが一番引き立つ焙煎度です。紅茶のような上品な味わいに。
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● 中煎り(ちゅういり)
どんな味?: 酸味と苦味のバランスがちょうど半分ずつ。一番飲みやすいスタンダードな味です。
こんな人に: 「これぞコーヒー」というバランスの良さを求めている方。
おすすめ:ブラジル または グアテマラ
毎日飽きずに飲める、ナッツのような香ばしさと優しい甘みが楽しめます。
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● 中深煎り(ちゅうふかいり)
どんな味?: 苦味が少し立ち上がり、甘みやコクが深まってくる段階です。
こんな人に: 酸味は抑えめで、しっかりした飲みごたえが欲しい方。
おすすめ:コロンビア または タンザニア
豊かなボディ感(コク)が出てきます。ミルクを入れても美味しいですよ。
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● 深煎り(ふかいり)
どんな味?: 力強い苦味と深いコク。後味にキャラメルのような甘い余韻が残ります。
こんな人に: ガツンと苦いのが好きな方、アイスコーヒーやカフェオレにする方。
おすすめ:マンデリン
独特のハーブのような香りと、濃厚な苦味が最高に引き立つ組み合わせです。
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店主のアドバイス:
前回の「ブレンド」も、例えば「中煎りのブラジル」に「深煎りのマンデリン」を少し混ぜると、いつもの味にキリッとした苦味が加わります。焙煎度の違いを組み合わせると、もっと世界が広がりますよ。
最後は、あなたの「好き」が正解です
ここまで一般的なおすすめを紹介しましたが、コーヒーに「こうしなければならない」という決まりはありません。
例えば、本来フルーティーなエチオピアやタンザニアを、あえて「深煎り」にして、その奥に隠れた濃厚な甘みや力強さ、すっきりしたキレの良さを楽しむのも、実はとっても贅沢な遊び方です。
「この豆をこの焙煎度で試したらどうなるだろう?」
そんな好奇心こそが、自分だけの一杯に出会う近道かもしれません。迷ったときは、相談してくださいね。